2月1日 民法で挫折したくない

2月1日 民法で挫折したくない

皆さん、お疲れ様です。嘱託での仕事を終え、今日も机に向かいました。64歳、行政書士試験合格を目指す受験生です。


本日は、学習の羅針盤とも言える「合格戦略講座」の第2回と第3回を受講しました。各1時間の講義をしっかり2コマ分、今の私に必要なエッセンスが凝縮された時間でした。


完璧主義は最大の敵!まずは全体像を掴むこと


第2回の講義で、一番心に突き刺さった言葉がありました。それは、「一つの項目を完璧にしてから次に進もうとすると、本試験までに学習が終わらない」という厳しい現実です。


今までの私は、どこか「100%理解してから次へ」というこだわりがあったように思います。しかし、今回の講義で教わったのは、スクーリングの日程に合わせて、ある程度の理解で見切りをつけてでも、どんどん先に進むことの大切さです。


講義を何度も聞き直すことに時間を費やすのではなく、わからない箇所をピンポイントで確認するスタンス。今年は「全体像をまず終わらせる」ことを最優先に、スケジュールを死守して学習を進めていく決意を固めました。


民法の構造と「私的自治の原則」を再確認


第3回では、民法の役割と構造について深く学びました。特に印象的だったのが、以下の2点です。


  • 私的自治の原則:個人間のことは自分たちで決めるのが基本。民法は、契約で決め忘れたことを補う「補助的な役割」と、公序良俗などの「最低限のルール」を示す役割を持っている。

  • パンデクテン方式の捉え方:総則に共通項が集まっているため、最初は難しく感じるが、段階的に「共通ルール」が整理されている構造を理解することが重要。


民法特有の「総則」という壁。今までは「なぜこんなに抽象的なんだ」と頭を抱えていましたが、「共通項はどんどん前に出てきている」という説明を受けて、ようやくそのパズルの構造が腑に落ちた気がします。


民法の「5〜6問正解」の目標に隠された、本当の厳しさ


また、得点戦略についても気づきがありました。民法は全9問出題されますが、合格ラインとしての目標は「5〜6問正解」で良いというお話です。


一見すると「半分ちょっとでいいのか」と楽に聞こえるかもしれません。しかし、その裏側にある現実はもっとシビアなものでした。民法の範囲はあまりに膨大なため、予備校のカリキュラムでも「出題の可能性が高いところ」を厳選して深掘りします。つまり、最初から「網羅しない(穴がある)」ことを前提とした戦略なのです。


全9問のうち、全く見たこともない問題が2〜3問は出るかもしれない。そうなると、実質的には「準備した7問の中から、ほぼ取りこぼしなく5〜6問を正解する」ことが求められます。これは、準備した範囲については8割以上の正解率を出すという、非常に高い精度が要求される目標設定なのだと痛感しました。


短期合格のためには、手を広げすぎず、重要論点に絞ってその精度を極限まで高める。この「戦略的な割り切りと集中」こそが、私たち社会人受験生が戦うための唯一の道だと確信しました。


特に配点の高い行政法と民法。この二本の柱を軸に、明日からも一歩ずつ、でも精度にこだわって前へ進んでいこうと思います。


同じ空の下で頑張っている受験生の皆さん、一緒に一歩ずつ歩んでいきましょう!